デジタル大辞泉 「ほろほろ鳥」の意味・読み・例文・類語 ほろほろ‐ちょう〔‐テウ〕【ほろほろ鳥/珠=鶏】 キジ目ホロホロチョウ科の鳥。全長約55センチ。体は丸く、黒に白の斑があり、顔・首は裸出して青い。尾は短く、けづめはない。家禽かきん化され、食用。同科に7種があり、すべてアフリカのサハラ砂漠以南に分布。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「ほろほろ鳥」の意味・読み・例文・類語 ほろほろ‐ちょう‥テウ【ほろほろ鳥・珠鶏】 〘 名詞 〙 キジ科の鳥。ふつう知られているのは、家禽化されたもの。全長約四〇センチメートル。大きさ・体形はニワトリに近い。体はずんぐりして尾が短く、頭とくびは裸出して灰青色を帯び、頭頂に肉冠、のどに赤色の肉垂がある。羽色はふつう暗灰色の地に多数の小白点があるが純白の品種もある。アフリカの草原に野生。肉・卵ともに美味。肉用のほか愛玩用として古くから飼育されるが繁殖率が悪いのであまり普及していない。ほろほろどり。しゅけい。[初出の実例]「けこ鳥 ほろほろ鳥の名なり」(出典:匠材集(1597)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例