ホールピペット

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精選版 日本国語大辞典 「ホールピペット」の意味・読み・例文・類語

ホール‐ピペット

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] whole pipette ) 中央部にふくらみをもつピペット。上方に線が一本あり、その線まで液を入れると一定の正確な体積で採取できるが、その量以外は測れない。

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化学辞典 第2版 「ホールピペット」の解説

ホールピペット
ホールピペット
whole pipette, transfer pipette

全容ピペットともいう.もっとも広く使われているピペット.液体を標線まで吸い上げて,一定体積をはかりとるのに使用される器具で,先端が細く,中央が膨らんでいるガラス製の体積計.ポリプロピレン製もある.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のホールピペットの言及

【ピペット】より

…一定容積の液体を取り出すために用いられるガラス製測定器。きわめて多くの種類のものがあるが,そのおもなものはホールピペットwhole pipetteとメスピペットmeasuring pipetteである。ホールピペットは全容ピペットともいう(図‐a,b)。…

※「ホールピペット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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