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体積計 たいせきけいvolume meter

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世界大百科事典 第2版の解説

たいせきけい【体積計 volume meter】

気体,液体,粉体,粒体などの体積を測定する機器。容積計ともいう。これらの物質の商取引に使われることが多いので計量法による規制の対象となっており,升,化学用体積計目盛付きタンクおよび積算体積計に大別される。
[升]
 液体用,穀物用,雑用などがあり,これらをいっぱいに満たすか,上端に沿って平面にかきとり所定の体積を計量する。形状は長方形か円筒形で,円錐形もある。
[化学用体積計]
 理化学実験,医療用に用いるガラス製の液体用体積計で,フラスコピペットビュレットメスシリンダーなどがある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

体積計
たいせきけい
volumenometer

液体、気体などの体積を測定する器具、機械の総称であり、基本部分は一定容積をもった容器によって構成されている。古くから液体や穀物の計量に用いられた「枡(ます)」が代表例の一つで、寸法によって容積を定め、上縁または目盛り線などによって液面(レベル)を定めて一定量を量り取ることができる。化学実験などに使われるガラス製体積計は比較的少量の液体を精密に量り取るためにつくられたもので、フラスコ、メスシリンダー、ピペット、ビュレットなどの種類がある。金属製の容器は一般にタンクとよばれ、可搬型と定置型がある。液体を計量する場合には、容器を空にしたときに液体の粘性によって器壁に残着する量が誤差要因となるので、フラスコやタンクには一定量を受け入れるもの(受け用)と一定量を排出するもの(出し用)の区別がされている。産業上の種々の用途に用いられる体積計には、原理・構造などにより多くの種類がある。広く用いられるのは、一定容積の容器複数個を交互に繰り返し用いて、連続的に流体を通しながら通過体積を測定するもので、これらは積算体積計ともよばれる。ガスメーター、実測式の水道メーター、ガソリン量器などはその代表例であり、たとえば、周囲を柔軟な膜で仕切られた可動壁、ピストン・シリンダー、回転子型流体機械を用いて、流体の通過量に比例した回転数または信号パルス数を取り出して積算を行っている。体積計の目盛り校正は、液体用の場合には、標準密度をもった液体(多くは水)を用いて質量測定を行う衡量(こうりょう)法がもっとも正確であるが、大容量の場合や気体用では、寸法測定によるか、基準体積計との比較による方法が一般的である。基準体積計としては、フラスコやタンクが多く用いられ、また、大容量の場合には、基準体積管(パイプ・プルーバー)とよばれる一定断面積の長尺パイプを用い、球状のピストンを通過させて一定量を量り取る方法などが用いられる。[三井清人]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の体積計の言及

【水量計】より

…水量計または液量計は液体の体積を求める計器であって,2種類に大別される。第1は液体を一定容積の容器,または体積を液面の高さなど長さに変換できる容器に注いで体積を求める体積計,あるいは容積計である。第2は液体を連続的に流して,その一定時間における流量の積算値から液量を求める方式で積算体積計とも呼ばれる。…

※「体積計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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