ボイド効果(読み)ボイドこうか(その他表記)void effect

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボイド効果」の意味・わかりやすい解説

ボイド効果
ボイドこうか
void effect

原子炉炉心にある液体減速材あるいは冷却材中にボイド (気泡) が生じて核分裂反応度が影響を受けること。ボイドは沸騰または気体混入によって生じる。反応度変化は,ボイドによる密度減少のために中性子吸収散乱・漏れの量が影響を受けることによるものである。沸騰水型炉では常に冷却材中にボイドが存在する。ボイドの増加に対する反応度の変化率をボイド係数といい,ボイド係数が負に設計された原子炉 (気泡が増えると核分裂反応が減少する) では出力上昇に伴う沸騰ボイドの増加に対して負のフィードバックが働くので安定である。沸騰水型炉の場合,1%のボイド体積当り 10-2~10-3 の負のボイド係数をもつ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月節 (12月前半) のことで,太陽の黄経が 285°に達した日 (太陽暦の1月5日か6日) に始り大寒 (1月 20日か 21日) の前日までの約 15日間...

小寒の用語解説を読む