ボイマンス=ファン・ボイニンヘン美術館(読み)ボイマンス=ファン・ボイニンヘンびじゅつかん(その他表記)Museum Boymans-van Beuningen, Rotterdam

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ボイマンス=ファン・ボイニンヘン美術館
ボイマンス=ファン・ボイニンヘンびじゅつかん
Museum Boymans-van Beuningen, Rotterdam

オランダ,ロッテルダムにある美術館。ユトレヒトの F.ボイマンスの遺贈をもとに 1849年に設立。 64年の火災によりボイマンス・コレクションの大半を失うが,その後も寄贈,購入が続き,1935年 A.ファン・デル・ストゥールの設計による現在の建物に移転。 58年にファン・ボイニンヘンのコレクションが加わり,現在の名称となった。主として 15世紀から現代までのフランドル,オランダ,フランス,イタリアなどの絵画版画収蔵。代表的収蔵作品は,ファン・アイク『3人のマリア』,ボッシュカナの婚宴』,ブリューゲル『バベルの塔』など。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android