ぼうえんきょう(望遠鏡)座(読み)ぼうえんきょうざ

改訂新版 世界大百科事典 の解説

ぼうえんきょう(望遠鏡)座 (ぼうえんきょうざ)
Telescopium

略号Tel初秋の地平線近くにひくく見える南天の小星座。日本では一部地平線下に隠れる。フランスの天文学者N.L.ラカイユが新設したもので,当時新しく発明された諸器械の名をつけた南天14星座の一つである。ラカイユの原図には長焦点の屈折望遠鏡が描かれている。輝星はない。概略位置は赤経19h0m,赤緯-52°。午後8時の南中は9月上旬である。
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百科事典マイペディア の解説

ぼうえんきょう(望遠鏡)座【ぼうえんきょうざ】

9月上旬の夕方,南の地平線上に一部見える星座。明るい星はない。

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