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ぼかし ぼかしshading relief; plastic shading

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ぼかし
shading relief; plastic shading

暈せん (くんせん,うんせん) ともいう。地図上の地形表現の一種で,土地の起伏の状態を色調の濃淡の変化によって表わす方法。一定方向から地表に平行光線を照射する場合の照射量によって生じる明暗の状況から土地の起伏を表現する方法で,きめ細かい現実感を伴う立体感が得られる。地表の真上から照射し,明暗が地面の傾斜角によって変化される直照法と,普通は地図の斜左上から地表に対し 45度の傾斜角で照射する場合の明暗を表わし,地形の細部のしわを鮮かに表現できる斜照法がある。地上で実際に日向斜面になるほうを明るくし,日影斜面になるほうを暗くする方法つまり空中写真上の明暗と同じようにぼかしを描いた地図もあるが,北を上にして見たとき,高低が逆に見えるきらいがあるので,慣用上は用いられていない。山地のみぼかしを描き,平野部は白ぬきにする便宜的方法が普通に行われている。

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世界大百科事典内のぼかしの言及

【地図】より

…とくに,地図上では,地表や海底の凹凸をなんらかの方法で平面上に表現しなければならない。このため,けば,ぼかし,等高線(コンターcontour),段彩などいろいろな手法が考えられ使われている。また一般に地図記号は,それを見て直ちに現地,現物を連想しやすいことが基本であり,地形図における神社の記号(),温泉の記号(♨),学校の記号(文)などはだれもが知っている。…

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