ボクタク(その他表記)Boktak

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボクタク」の意味・わかりやすい解説

ボクタク
Boktak

中国,元代のモンゴル族の既婚婦人の帽子。軽い樺皮などの材料で,直径約 10cm,高さ約 70cmの円筒をつくり,それを絹布でおおい,その上端に同様の長さの鳥の羽軸とか細い茎の束を立て,その束の周囲を宝石で飾り,先端を孔雀羽毛で飾った。この起源については,エフタル族の既婚婦人の角帽,烏桓 (→烏丸 ) 族の婦人が結婚の際着用した句決などに由来するといわれる。中国史料の顧姑,故姑なども同類

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 項目

普及版 字通 「ボクタク」の読み・字形・画数・意味

【朴】ぼくたく

削って作る。

字通「朴」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む