ボゴスロフ島(読み)ボゴスロフとう(その他表記)Bogoslof

最新 地学事典 「ボゴスロフ島」の解説

ボゴスロフとう
ボゴスロフ島

Bogoslof island

アリューシャン列島東部の活火山島。北緯53.9°, 西経168.0°。海面下1,800mまで広がる成層火山の山頂部に当たる。1796~2017年の間に不確実なものを含め12回の噴火記録があり,北北西~南南東約2.5kmの海上で,溶岩ドームを主体とする新火山体の出現と,爆発・波食による消失を繰り返す。最新の2016年12月~2017年8月の噴火では,高度10kmを超える噴煙を上げる爆発的な噴火を繰り返し,島の形を大きく変化させ,その面積は一時1km2を超えた。北北西に700m離れて径80m弱の1889年ドームの残骸がある。火山フロントから北40kmに位置し,岩石は角閃石玄武岩-安山岩で,Kに富む。

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関連語 竹下 小野 大島

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボゴスロフ島」の意味・わかりやすい解説

ボゴスロフ島
ぼごすろふとう
Bogoslof

アリューシャン列島東部、ウムナク島北方43キロメートルにある火山島。水深約1600メートルの海底からそびえる無人の活火山島である。アメリカ合衆国アラスカ州に属す。ロシア領時代の1768年に小島の存在が発見され、以後1951年までに10回噴火し、5回は新島を生じた記録がある。しかし爆発と波食で破壊され、現存するのは、有史以後最初の1796年の噴火(安山岩)と1926~1927年の噴火(玄武岩)でできた主島(標高46メートル)と、1883年の噴火(玄武岩)でできた小島である。

[諏訪 彰]

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