普及版 字通 の解説
15画
[字訓] うつす・ならう・かた
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(ぼ)。〔説文〕十二上に「規(のつと)るなり」とあり、規すること、範とすることをいう。と同字であるが、は索・捉、は搨・臨のように用いる。
[訓義]
1. うつす、まねてかく。
2. ならう、まねする。
3. 模と通じ、のり、かた。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ニギル・オキテ 〔字鏡集〕 ハカル・ヨソホヒ・ウツス・ノトル・オホイナリ・ウツ・トル・カタチ
[語系]
・makは撫phiua、拊phio、憮miuaと声義近く、みな手でなでさするような行為をいう。
[熟語]
印▶・帖▶・臨▶・画▶・楷▶・傚▶・刻▶・採▶・索▶・写▶・神▶・窃▶・捉▶・搨▶・倣▶・本▶・略▶・勒▶・録▶
[下接語]
規・似・手・心・善・伝・臨
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報