ボリーデン鉱山(読み)ボリーデンこうざん

最新 地学事典 「ボリーデン鉱山」の解説

ボリーデンこうざん
ボリーデン鉱山

Boliden mine

スウェーデンSkellefte地域にある銅・鉛・亜鉛・金・銀鉱山。下部原生界の珪長質火山岩(ケラトファイアー・デイサイト)・火山砕屑岩(19億~18億年前)中に胚胎する火山性塊状硫化物鉱床で,上盤は凝灰岩を挟む頁岩・千枚岩に覆われる。同地域内に同型の20鉱床がある。黄鉄鉱(フランボイド含む)・黄銅鉱閃亜鉛鉱・方鉛鉱・硫砒鉄鉱のほかSb・Bi・Co・Ni・Se・Te鉱物を伴う。セリサイト・石英変質が著しい。花崗岩(1,785Ma)の貫入により変形と緑色片岩相の変成を受ける。かつてパリンジェネシスや変成作用で説明されたが,鉱石組成・火成活動・重晶石の存在・均質なPb同位体組成などの共通性から,原生代の黒鉱型鉱床とされている。地域全体の総鉱量約1億t(Cu0.8%,Pb0.3%,Zn2.3%,Au1.5ɡ/t, Ag39ɡ/t)。1924年に氷堆石下に電気探鉱で発見。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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