ボルダの振り子(読み)ボルダのふりこ(その他表記)Borda's pendulum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボルダの振り子」の意味・わかりやすい解説

ボルダの振り子
ボルダのふりこ
Borda's pendulum

重力加速度 gの絶対測定のために,1790年 J.ボルダが考案した振り子。細い金属線に重い金属球をつるした実体振り子で,相当単振り子の長さが容易に算出できる。したがって,この振り子の周期を測定して,gの値が求められた。その後 gの絶対測定にはケーターの可逆振り子が用いられた。最近は鉛直に立てた真空のガラス管の中を自然落下する物体が2つの高さの標点を通過する時刻測定値から gを算出するようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 可逆振り子

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む