ボンスレー家(読み)ボンスレーけ(その他表記)Bhonsle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボンスレー家」の意味・わかりやすい解説

ボンスレー家
ボンスレーけ
Bhonsle

インドマラータ王国の創始者シバージー家系。その子孫プーナ根拠とする王国首長となったが,18世紀に入ると実権は世襲的な宰相 (→ペーシュワー ) に奪われ,王国は 1818年マラータ戦争の結果,イギリスに滅ぼされた。またその一族は第3代宰相バーラージー・バージー・ラーオ (在任 1740~61) の時代に中央インドのナーグプルで半独立的な政権を立てた。これはマラータ戦争後,イギリスと軍事保護条約を結んだが,53年イギリス領に併合された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む