ボーイング777(読み)ボーイングなななななな(その他表記)Boeing777

共同通信ニュース用語解説 「ボーイング777」の解説

ボーイング777

ボーイング社が開発した主力旅客機。ジャンボ機に次ぐ規模で、1995年に就航した。3次元のコンピューターグラフィックスを使って初めてデジタル設計をした機体としても知られる。燃料効率が良く、国際線国内線を問わず多く路線に投入されている。ただ最近は新型コロナウイルス禍を受けたリストラ策で全日本空輸などが大型機の削減を進めており、ボーイング777も削減対象となっている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボーイング777」の意味・わかりやすい解説

ボーイング777
ボーイングなななななな
Boeing777

アメリカ合衆国ボーイングが開発した大型双発ジェット旅客機。 1994年に初飛行し,1997年就航した。キャビンボーイング 747に近い大きさをもつ,ワイドボディ機。加えて双発のために燃料消費が少なく,運行費が安いことから人気も高い。標準型の 777-200は乗客 300~400人で航続距離1万 5000km。 1998年に就航したストレッチ型の 777-300は胴体が長くなり,乗客 360~550人で航続距離1万 1300km,最大離陸重量 317t,巡航速度マッハ 0.84の飛行性能をもつ。全長は 73.9m,全幅 60.9m。

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知恵蔵mini 「ボーイング777」の解説

ボーイング777

米国のボーイング社が開発した双発ジェットエンジンのワイドボディ旅客機。機体サイズと航続距離によりいくつかの型があり、初飛行は1994年、ボーイング777-200による。シリーズでの累積納入数は、2012年度で1066。14年4月現在、ボーイング777-300ER(初飛行03年)がシリーズ最多の受注数となっており、日本ではJALが13機、ANAが19機保有している。777-300ERの全長は73.9メートル、全幅64.8メートル、航続距離1万4685キロメートル、座席数はジャンボジェット(ボーイング747)に匹敵する約500席。14年6月、19年に交代が予定されている日本政府専用機の後継機種にボーイング777型機が内定した。

(2014-7-1)

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