岩石学辞典 「ボール・ストーン」の解説 ボール・ストーン 厚さ12m以下で,層理をもたない構造の,不規則なレンズ状の塊が特徴の石灰岩で,珊瑚礁およびStromatoporoideaからなっている.このレンズは石灰質泥の中で発達したものである.代表的なものに英国のイングランドとウェールズのシルル紀の岩石中に発達している[Crossfield & Johnston : 1914, Hatch, et al. :1971].Stromatoporoideaは層孔虫類のこと. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報