ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポロンナールワ」の意味・わかりやすい解説 ポロンナールワPolonnaruwa スリランカ中部の町。ポロンナールワ県の県都。カンディー北北東約 65kmに位置。 368年以来シンハラ族の王の居住地であったが,8世紀,北方の首都アヌラーダプラがタミル族に占領されたため首都となった。 12世紀には,パラクラマバーフ1世のもとで繁栄した。 13世紀後半に再び遷都しさびれた。 1938~42年に古代の貯水池が修復され,米作,タバコ栽培の中心地となった。ガル・ビハーラ,サット・マハル・パーサーダなど,12世紀を主とする仏教遺跡がほぼ完全な形で残存しており,1982年世界遺産の文化遺産に登録。人口1万 1636 (1981) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by