マイクロメカトロニクス(読み)マイクロメカトロニクス(英語表記)micromechatronics,microelectromechanics

デジタル大辞泉 「マイクロメカトロニクス」の意味・読み・例文・類語

マイクロメカトロニクス(micromechatronics)

半導体製造に用いられる微細加工技術を応用し、マイクロマシンなどの超小型の機械システムをつくる技術の総称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マイクロメカトロニクス」の意味・わかりやすい解説

マイクロ・メカトロニクス
マイクロメカトロニクス
micromechatronics,microelectromechanics

高度な IC製作技術を利用して数十~100μmという微小機械の製造,操作制御を行う技術分野。さらに最近ではイオンビームを利用して,数十μmの部品の加工,組立てを行う技術も開発され,機械分野だけでなく医学,生物分野にもマイクロマシンプロジェクトとして拡大しつつある。素材としても,シリコンだけでなく,ポリイミドなどの高分子材料,水晶などの圧電材料タングステンなどの特殊な金属材料も対象となっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android