マイケル・フランシスアティヤー(その他表記)Michael Francis Atiyah

現代外国人名録2016 の解説

マイケル・フランシス アティヤー
Michael Francis Atiyah

職業・肩書
数学者 元レスター大学総長

国籍
英国

生年月日
1929年4月22日

出生地
ロンドン

専門
代数的位相幾何学, 偏微分方程式

学歴
ケンブリッジ大学〔1952年〕卒

学位
Ph.D.(ケンブリッジ大学)〔1955年〕

資格
米国科学アカデミー外国会員, 米国芸術科学アカデミー外国会員

受賞
フィールズ賞〔1966年〕,ド・モルガン賞〔1980年〕

経歴
アラブ出身者と英国人の混血。1954〜58年ケンブリッジ大学研究員、’58〜61年同大講師、’61〜63年オックスフォード大学上級講師、’63〜69年同大幾何学教授兼研究員、’69〜72年プリンストン高等研究所(米国)教授を経て、’73〜90年オックスフォード大学数学研究所研究教授、’95年〜2005年レスター大学総長。はじめ代数幾何の論文を発表していたが、1960年頃からK-理論の研究に移り、’63年I.M.シンガーとともに“任意のコンパクト複素解析的多様体上でもリーマンロッホ定理が成り立つ”ことを証明する論文(アティヤー-シンガーの理論)を発表。これら偏微分方程式の大域的理論と代数的位相幾何学に関する業積により’66年フィールズ賞を受賞した。著書に「K-理論」(’66年)、「可換多元環」(’69年)、全集(’88年)など。’83年ナイト爵位を叙せられる。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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