マウラ・イ・モンタネル(その他表記)Maura y Montaner, Antonio

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マウラ・イ・モンタネル」の意味・わかりやすい解説

マウラ・イ・モンタネル
Maura y Montaner, Antonio

[生]1853.5.2. パルマデマリョルカ
[没]1925.12.13. トレロドネス
スペインの政治家。 1881年自由党の議員として政界に入り,P.サガスタ内閣の閣僚をつとめたが,1902年保守党に転じ,その指導者となった (1902~13) 。アルフォンソ 13世の治世下に 07年政権を担当し,混乱する社会秩序回復地方行政改革に努めたが,09年モロッコ戦争に反対するバルセロナ労働運動を弾圧し,教育者 F.フェレル処刑で全ヨーロッパの非難を浴び,同年辞任した。第1次世界大戦後も3回首相をつとめたが,23年 J.プリモ・デ・リベラ独裁を批判して引退した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 リベラ

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む