マエストラ山脈(読み)マエストラサンミャク

デジタル大辞泉 「マエストラ山脈」の意味・読み・例文・類語

マエストラ‐さんみゃく【マエストラ山脈】

Sierra Maestraキューバ南東部にある山脈キューバ島南東岸のクルス岬と最東端のマイシ岬を結び、約250キロメートルにわたって連なる。西部に同国最高峰のトゥルキノ山がそびえ、東麓サンティアゴ‐デ‐キューバがある。銅・マンガンなどの鉱物資源に恵まれる。シエラマエストラ山脈

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マエストラ山脈」の意味・わかりやすい解説

マエストラ山脈
マエストラさんみゃく
Sierra Maestra

キューバ南東部にある山脈。グアカナヤボ湾南岸のクルス岬から東へ,グアンタナモ川河谷まで 200km以上にわたって延びる。カリブ海海岸から屹立する森林におおわれた山脈で,西部にキューバの最高峰トゥルキノ山 (1994m) がある。斜面ではマホガニースギコクタンなどを産するほか,コーヒーが栽培される。また銅,鉄,マンガン,銀,クロムなどを埋蔵し,一部採掘されている。 F.カストロによるキューバ革命の本拠地となったところとして知られる。南麓にサンチアゴデクーバ,北斜面にパルマソリアノがある。

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