20世紀西洋人名事典 「マキシムレビン」の解説
マキシム レビン
Maksim Grigorievich Levin
1904 - 1963
ソ連の形質人類学者,民族学者。
元・ソ連科学アカデミー民族学研究所副所長。
大学卒業後、1927年民族学博物館に務め、’30年〜32年オホーツク海岸のナガエボで現地住民と生活する。’39年モスクワ大学の形質人類学研究所に勤務、かたわら同大で講義する。’44年ソ連科学アカデミー民族学研究所副所長となる。主著はシベリア、中央アジア、日本の形質人類学および民族学に関するもの、およびシベリア諸民族における犬橇用犬飼育とトナカイ飼育の起源に関するものがある。息子はソ連の著名なインド学者ボンガルド・レーヴィン。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報