マクロ・マーケティング(読み)まくろまーけてぃんぐ(その他表記)macromarketing

知恵蔵 「マクロ・マーケティング」の解説

マクロ・マーケティング

マーケティングを個別企業の活動としてみるのではなく、業界や国民経済全体における1つの機能として捉える見方。大別すると、(1)生産と消費を結ぶ産業ないしは国レベルのマーケティング・システム(すなわち、流通機構)、(2)マーケティング・システムが社会に及ぼす影響、(3)反対に社会がマーケティングに及ぼす影響、の3つがマクロ・マーケティングを考える上で重要な視点となる。マクロ・マーケティング研究は、実務家にとってもマーケティング環境の把握やマーケティング活動の社会的評価の点で示唆に富む。

(高橋郁夫 慶應義塾大学教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む