20世紀西洋人名事典 「マザー・ジョーンズ」の解説
マザー・ジョーンズ
Mother Jones
1830 - 1930
米国の労働運動活動家。
アイルランド生まれ。
本名Mary Harris〉 メアリ・ハリス〈Jones ジョーンズ。
マザー・ジョーンズは愛称。5歳の時両親とトロントに移住。その後シカゴで教師等をして働く。1871年シカゴ大火災でいっさいを失う。その直後から労働運動に身を投じ、1877年ピッツバーグでの鉄道労働者スト等全米各地でストライキを指導し、労働者の組織化や啓蒙活動に従事。又1898年社会民主党と1905年世界産業労働者同盟の設立に参加。常に働く者に寄り添った人生を歩み、女性や幼年労働者ストの先頭に立ったことで知られる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報