現代外国人名録2016 「マジッドマジディ」の解説
マジッド マジディ
Majid Majidi
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- イラン
- 生年月日
- 1959年
- 出生地
- テヘラン
- 受賞
- イラン映画祭作品賞〔1995年〕「レイハネ」,ファジール国際映画祭作品賞〔1995年〕「レイハネ」,サンセバスチャン国際映画祭特別賞,サンパウロ国際映画祭特別賞,トリノ国際映画祭特別賞,モントリオール世界映画祭グランプリ(第21回・23回・25回)〔1997年・1999年・2001年〕「運動靴と赤い金魚」「太陽は、ぼくの瞳」「バラン」,ニューポート映画祭外国映画賞〔1998年〕「運動靴と赤い金魚」,シンガポール国際映画祭アジア映画賞(第11回)〔1998年〕「運動靴と赤い金魚」
- 経歴
- 幼い頃から演劇に興味を持ち、10代で舞台俳優、20代で映画俳優として活躍。のち、映画撮影に興味を持ち、短編映画を製作。1991年長編映画「バダック」で監督デビュー。この作品で子供の不当な扱いを妥協なく描いたとして検閲に遭い、国内外での公開を制限されるが、’92年カンヌ国際映画祭監督週間に上映され高い評価を受ける。’97年「運動靴と赤い金魚」がイラン映画として初めてアカデミー賞外国映画賞にノミネートされる。同年より3度続けてモントリオール世界映画祭グランプリに輝き、イラン映画を代表する監督のひとりとなる。2015年イラン政府の支援を受け、イスラム教の預言者ムハンマドの生涯を描いた映画「ムハンマド、神の使者」を監督・公開。他の作品に「レイハネ」(’95年)、「父」(’96年)、「太陽は、ぼくの瞳」(’99年)、「バラン(少女の髪どめ)」(2001年)など。2003年来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報