改訂新版 世界大百科事典 「マタブリ」の意味・わかりやすい解説
マタブリ
Simo Matavulj
生没年:1852-1908
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…また19世紀中ごろロシアやフランスのリアリズムに影響されながら,クロアチアの過去を散文に再現したシェノア,セルビア随一の児童文学者ズマイ,スロベニアのユルチッチの活躍も注目される。世紀末にセルビアのラザレビッチLaza Lazarević(1851-91),マタブリ,スレマツ,クロアチアのノバックVjenceslav Novak(1859-1905)らが地方色豊かな日常生活を好んで描いた。 中世の歴史を通じて,ユーゴスラビア地域の南スラブ諸族はそれぞれ独自の言語をもつようになり,北からスロベニア語,クロアチア語,セルビア語,マケドニア語が話されるようになったが,19世紀に全体の70%以上を占めるセルビア語とクロアチア語が文語として統一されたことは,政治的にも重大な事件だった。…
※「マタブリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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