マッカイ(英語表記)Mackay

改訂新版 世界大百科事典 「マッカイ」の意味・わかりやすい解説

マッカイ
Mackay

オーストラリア北東部,クイーンズランド州中部東岸,タウンズビルロックハンプトンとの中間にある港湾都市,地方中心都市。人口5万(1991)。この国の代表的なサトウキビ栽培地帯を後背地にもち,主要な粗糖輸出港の一つで,この国最大の専用積込施設をもつ。またサトウキビ関係の研究所,試験場がある。グレート・バリア・リーフの観光拠点の一つで,船や航空機が島々を結ぶ。南約20kmにあるヘイ・ポイントHay Point港は1971年に開港した石炭輸出専用港で,グニエラ,ピーク・ダウンズなどの炭鉱から専用鉄道で運ばれてきた石炭を日本などに輸出する。1862年の開基で,1918年市制をしいた。名称は探検者名に由来する。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マッカイ」の意味・わかりやすい解説

マッカイ
Mackay, John Alexander

[生]1889.5.17.
[没]1983.6.9. プリンストン
アメリカの神学者世界教会運動 (→エキュメニズム ) の指導者。南アメリカで宣教 (1916~32) 。プリンストン神学校校長 (36~59) ,国際宣教協議会議長 (47~59) ,世界教会会議連絡委員会議長 (47~59) ,改革派世界同盟議長 (54~59) を歴任。世界教会規則"Lasst die Kirche Kirche sein"の作成者の一人。"Theology Today"誌の創刊者 (44) 。主著"A Preface to Christian Theology" (41) ,"Christianity on the Frontier" (50) ,"Ecumenics" (64) 。

マッカイ
Mackay

オーストラリア,クイーンズランド州中部東岸,タウンズビルとロックハンプトンとの中間にある都市。サトウキビ地帯を後背地にもつ商工業中心都市で,港には大規模な粗糖積込み施設があり,おもに粗糖を輸出。南へ 20kmの地点には新たに石炭輸出専用港としてヘイポイント港が建設された (1971) 。人口3万 8603 (1986) 。

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