20世紀西洋人名事典 「マックスコメレル」の解説
マックス コメレル
Max Kommerell
1902 - 1944
ドイツの批評家。
初めゲオルゲ派に属していたが、その秘教的雰囲気に反発してはなれ、より広いヨーロッパ的視野から文学を捉えることを志し、緊張した文体で鋭い解釈の評論を多く発表した。作品「ジャン・パウル」(1933年)、「詩の考察」(’43年)、「囚人達」(’48年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報