20世紀西洋人名事典 「マックスネトラウ」の解説
マックス ネトラウ
Max Nettlau
1865 - 1950
オーストリアの歴史学者。
始めはロンドンでケルト語文法を研究していたが、社会主義連盟に参加。第一次大戦後ウィーンに住み、サンディカリスム系のドイツ自由労働者同盟で活動する。1933年に亡命し、アムステルダムの国際社会史研究所に務めた。著書として、「バクーニン伝」(1896〜1900年、3巻)、「マラテスタ伝」(’21年)、「アナーキズムの歴史」(’25〜31年、3巻)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報