マックス・F.フォンオッペンハイム(その他表記)Max Freiherr von Oppenheim

20世紀西洋人名事典 の解説

マックス・F.フォン オッペンハイム
Max Freiherr von Oppenheim


1860.7.15 - 1946.11.15
ドイツの考古学者。
ケルン生まれ。
ケルン生まれのドイツの考古学者。1911〜’13年と’29年の二度にわたり、シリアテル・ハラフを発掘し、丸彫りの神の像や、浮き彫りの鳥獣・人物・神像などのオルトスタットを多数発見。下層からはさらに美麗な彩文のある先史時代の土器土偶を発見。前11世紀メソポタミアの、アラム王国カパラ王の宮殿建築を明らかにし、同地におけるハラフ期の設定の基準となる。ランツフートに近いアスト城で死去

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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