デジタル大辞泉
「バクストン」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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バクストン
Buxton, Sir Thomas Fowell
[生]1786.4.1. エセックス,カースルヘディンガム
[没]1845.2.19. ノーフォーク,クロマー近郊
イギリスの博愛主義者,政治家。初め監獄改良運動に尽力したが,1822年下院でイギリス植民地の奴隷廃止運動の指導者となった。 23年 W.ウィルバーフォースらと「反奴隷制協会」を創立,41年政府に働きかけアフリカ西部のニジェール川デルタへ探検隊を派遣,原地の人々と反奴隷制の条約などを結ぼうとしたが,熱病のため死者が続出,探検隊の意図は失敗した。
バクストン
Buxton, Barclay Fowell
[生]1860.8.16.
[没]1946.2.5.
イギリス聖公会宣教師。エセックス県の名家に生れ,ケンブリッジ大学に学ぶ。 1890年来日,翌年松江に拠点をおき,山陰地方に伝道。のちに神戸で活動した。日本の純福音派の指導者の多くは彼の霊的訓練を受けた。 1907年帰国。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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バクストン Buxton, Barclay Fowell
1860-1946 イギリスの宣教師。
1860年8月16日生まれ。イギリス国教会所属。明治23年(1890)来日し,松江で伝道。松江バンドとよばれるおおくの伝道者を養成。35年帰国したが,日本伝道隊を結成し,38年再来日。神戸に本部をおき,湊川(みなとがわ)に伝道館を創設した。大正6年帰国。1946年2月5日死去。85歳。エセックス出身。ケンブリッジ大卒。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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