20世紀西洋人名事典 「マックス・P.フーシェ」の解説
マックス・P. フーシェ
Max Pol Fouchet
1913 - 1980
詩人。
アルジェリア生まれ。
作品にはネルヴァル、ドイツ・ローマン主義、シュールレアスムの影響がうかがわれるほか、暗黒のアフリカ、インドの痕跡が影を落とした独自のリリスムが形成されている。主な作品には「深い風」(1938年)、「秘密がとどまる」(’61年)があるほか、「フォンティーヌ」誌の創設者としても知られる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報