マナスル花崗岩(読み)マナスルかこうがん

最新 地学事典 「マナスル花崗岩」の解説

マナスルかこうがん
マナスル花崗岩

Manaslu granite

ハイヒマラヤに分布する優白質花崗岩体のうちの一つ。ネパール中央部のマナスル(8,156m)から北西にのびる岩体。分布範囲は南北約20km, 東西約20km。均質中粒で,おもに石英・斜長石・アルカリ長石および白雲母からなり,少量の珪線石・りん灰石・ジルコン・不透明鉱物を伴う。岩体の周縁部では電気石を含むことがある。ハイヒマラヤの優白質花崗岩はインドプレートとユーラシアプレートの大陸-大陸衝突帯に生じた花崗岩質マグマに由来すると考えられている(P.Le Fort, 1981)。モナズ石の208Pb/232Th年代は22Ma(T.M.Harrison et al., 1995)。

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