20世紀西洋人名事典 「マニュエルロザンタル」の解説
マニュエル ロザンタル
Manuel Rosenthal
1904.6.18 -
指揮者,作曲家。
パリ音楽院指揮科教授。
パリ生まれ。
1935〜39年ラムルー管弦楽団を経て、パリ交響楽団の副指揮者となる。’44〜47年フランス放送管弦楽団の音楽監督兼指揮者、’49〜51年までアメリカ、シアトル交響楽団の音楽監督として活躍、’64〜67年リエージュ交響楽団指揮者、’62年以後パリ音楽院指揮科教授を務める。また作曲家としても名をあげ、ピアノ曲「セレナード」(’27年)、「絹の光沢」(’30年)、「黒いめんどり」(’37年)などがあり、バレー曲「パリの喜び」(’38年)が知られている。作品はその他にオペラ、交響曲などの管弦楽、歌曲、合唱曲などがある。ブリュマンタル賞(’28年)を受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報