マラカ(その他表記)Malaca; Malakē

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マラカ」の意味・わかりやすい解説

マラカ
Malaca; Malakē

スペイン南岸のフェニキア植民市。現マラガ対岸アフリカとの通商貿易で知られ,フェニキア的特色を保持していた。その商工業 (主として魚類の保存) はローマの同盟市 (ソキイ ) となっても中断されなかった。他のスペインの諸都市とともにウェスパシアヌス帝 (在位 69~79) からラテン法を受けた。その現存する特許状はサルペンサのものと同じく,帝政期におけるラテン都市の地位を知る重要な史料

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む