山川 世界史小辞典 改訂新版 「マラーズギルドの戦い」の解説
マラーズギルドの戦い(マラーズギルドのたたかい)
Malāzgird
1071年に東アナトリアのマラーズギルド(マンジケルト)で起こったビザンツ帝国とセルジューク朝との間の戦い。スルタン,アルプ・アルスラーンのもと,数に劣るセルジューク朝軍が,奴隷軍人の働きなどにより大勝利を収め,ビザンツ皇帝ロマノス・ディオゲネスを捕虜とした。アナトリアのトルコ化とイスラーム化とが進む重要な契機となった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報