現代外国人名録2016 「マリアシャラポワ」の解説
マリア シャラポワ
Maria Yuryevna Sharapova
- 職業・肩書
- テニス選手 ロンドン五輪テニス女子シングルス銀メダリスト
- 国籍
- ロシア
- 生年月日
- 1987年4月19日
- 出生地
- ソ連ロシア共和国チュメニ州(ロシア)
- 受賞
- ベストドレッサー賞(日本)〔2005年〕
- 経歴
- シベリアに生まれ、4歳でテニスを始める。6歳のときモスクワで行われたエキシビションでのキッズイベントでマルチナ・ナブラチロワ(米国)の目にとまり、米国行きを勧められる。◆◆コーチを務める父とともに7歳でフロリダ州に移住し、名門ニック・ボロテリー・テニスアカデミーに入門。以来、敏腕のプライベートコーチがいるカリフォルニア州とフロリダ州を行き来して指導を受ける。◆◆2001年プロデビューし、国際テニス連盟から将来もっとも期待できる選手に贈られるライジング・スター・アワードを受賞。◆◆2002年群馬県の草津国際オープンで初優勝を飾る。同年オーストラリアン・オープン・ジュニアで史上最年少の14歳で決勝進出を決め、3月WTAツアーデビューを果たす。◆2003年日本で開かれたAIGジャパンオープンでWTAツアー初優勝。◆◆2004年全英オープン(ウィンブルドン)で第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)をストレートで下し、17歳2ケ月で4大大会初優勝。同大会制覇はロシア人女子選手としては初の快挙だった。◆◆2005年2月東レ・パンパシフィック・オープン初優勝。8月ロシア選手として初の世界ランキング1位を獲得。◆2006年全米オープン初優勝。◆2007年は右肩の負傷で4大大会は無冠に終わる。◆◆2008年全豪オープン初優勝。北京五輪は右肩痛のため欠場。◆2009年、2010年も4大大会での優勝はなし。◆◆2011年全仏オープン4強、ウィンブルドンは準優勝。◆2012年全豪オープン準優勝。全仏オープンで初優勝し、女子10人目となる生涯グランドスラム(4大大会制覇)を達成。ロンドン五輪は決勝でセリーナ・ウィリアムズに敗れ銀メダル。◆◆2013年4大大会を通算8回制したジミー・コナーズ(米国)をコーチに迎える。◆2014年、2年ぶりに全仏オープンを制し、4大大会5勝目を挙げる。◆2015年全豪オープン準優勝。◆◆188センチの長身を生かした豪快なフォアハンドを得意とする。62キロ。右利き。◆◆その美貌とスタイルから“ロシアの妖精”と呼ばれ、世界中で高い人気を誇り、ファッションモデルとしても活躍。◆◆2007年2月国連開発計画(UNDP)親善大使に就任。2008年米経済誌「フォーブス」の長者番付で、年収2600万ドル(約28億円)で女性アスリートの1位に輝いた。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報