最新 世界スポーツ人名事典 「マリアムトラ」の解説
マリア ムトラ
Maria Mutola
陸上
生年月日:1972年10月27日
国籍:モザンビーク
別名等:本名=Maria de Lurdes Mutola
学歴:オレゴン大学卒
経歴:14歳の時、少年サッカーリーグの決勝戦でゴールを挙げたが、女子であることから抗議を受け、タイトルを剥奪される。この出来事が地元紙に載ったことから陸上コーチを紹介され、陸上選手に。1年後の1988年ソウル五輪800メートルに出場。国際オリンピック委員会(IOC)の途上国選手に教育機会を与えるプログラムの対象者に選ばれ、米国オレゴン州の高校に留学。数ケ月後ニューヨークでの陸上競技大会で優勝。’92年バルセロナ五輪女子1500メートル9位。以後は800メートルを専門とし、’93年世界選手権シュトゥットガルト大会で金メダルを獲得。’95年の同イェーテボリ大会は予選敗退。’96年アトランタ五輪銅メダル。’97年世界選手権アテネ大会銅メダル、’99年同セビリア大会銀メダル。2000年シドニー五輪で金メダルを獲得、母国に初の金メダルをもたらした。2001年エドモントン大会、2003年パリ大会を制し、世界選手権2連覇。2004年アテネ五輪は4位。2005年世界選手権ヘルシンキ大会4位、2007年同大阪大会予選敗退。2008年北京五輪で5位に入った。164センチ、64キロ。
出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報