20世紀西洋人名事典 「マリオスカリーゼ」の解説
マリオ スカリーゼ
Mario Scalise
1924 -
イタリアの日本語・日本文学研究者。
13歳の時1年間日本に滞在し、日本語を学習する。1954年イタリア中東・極東研究所やロンバート支部日本語講師として活躍後、’65年同支部長となる。’71年からはトリノ大日本語・日本文学教授も兼務する。’72年ペンクラブ主催の国際会議に出席するため来日し、その後も国際交流基金などの招待で数回来日する。F.ガッティやA.ボスカロなど多くの日本研究者の育成のため尽力。日本の古典文学や谷崎潤一郎、太宰治などの現代小説について研究を進め、多くの論文などを著す。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報