20世紀西洋人名事典 「マリー・C.ストープス」の解説
マリー・C. ストープス
Marie Charlotte Carmichael Stopes
1880.10.15 - 1958.10.2
英国の生物学者,産児制限論者。
マンチェスター大学教員。
エディンバラ生まれ。
1904年博士号を取得し、翌年理学博士号も取得。その後科学の分野では初の女性マンチェスター大学教員となる。自分の離婚の体験から、性問題の研究をし、産児制限や性教育運動に尽力し、カトリック教会や医師達から批判され、裁判沙汰にもなる。ベストセラーとなった「結婚愛」(’18年)や「賢い親」(’18年)など多くの性に関する啓蒙書を書いた。初期の産児制限論者であり、英国最初の避妊法普及のための病院を開設した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報