すべて 

まんだらどうやぐら群(読み)まんだらどうやぐらぐん

日本歴史地名大系 「まんだらどうやぐら群」の解説

まんだらどうやぐら群
まんだらどうやぐらぐん

[現在地名]逗子市小坪七丁目

名越なごえ切通の北側尾根の高地に日蓮行者の庵(妙行寺)があり、切通から庵一帯にかけて、鎌倉期の墳墓窟であるやぐらが一〇四基群在する。かつてはお猿畠さるばたけやぐら群とよばれたが、大部分が小字まんだらどうに存在するため、法性ほつしよう寺の裏山にあるお猿畠やぐら群と区別された。まんだらどうは曼荼羅堂の意で、死後供養を行う堂をさし、かつてこの地に供養堂が存在したことを伝承する地名である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 供養塔 名越
すべて 

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む