日本大百科全書(ニッポニカ) 「マンナール湾」の意味・わかりやすい解説 マンナール湾まんなーるわんMannar Gulf インド半島南東部とセイロン島(スリランカ)北西部の間に挟まれた湾。北側はアダムズ・ブリッジと二つの島によって限られる。スリランカ側の湾奥にあるマンナール島沖合いは水深が浅く、パール・バンクともよばれ、古くから天然真珠貝の採取が盛んである。インド側の港町トゥティコリンには近代的な設備を整えた新港が完成し、化学肥料工場も建設されて急速に発展しつつある。[貞方 昇] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マンナール湾」の意味・わかりやすい解説 マンナール湾マンナールわんGulf of Mannar インド南東岸とスリランカ西岸の間に位置するインド洋の湾入。長さ 160km,幅 130~275km,水深 10~20m。湾口はインド最南端のコモリン岬とスリランカ南西部のガールを結ぶ線で,ラメスワラム島,アダムズブリッジ,マンナール島によって北のポーク湾とへだてられる。 1796年頃イギリス人が始めた真珠貝採取が現在も行われている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by