ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マーキュリー劇場」の意味・わかりやすい解説 マーキュリー劇場マーキュリーげきじょうMercury Theatre ロンドンの劇場。 1933年 A.デュークスが設立。商業的には採算の合わないような新しい戯曲を取上げ,T.S.エリオットの『寺院の殺人』のロンドン初演 (1935) で有名。第2次世界大戦後は C.フライ,R.ダンカンらの作品を上演,イギリスの詩劇の復活の中心となった。また,56~87年にはデュークス夫人 M.ランバートの主宰するランバート・バレエ団の本拠として知られた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by