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寺院の殺人 じいんのさつじん Murder in the Cathedral

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

寺院の殺人
じいんのさつじん
Murder in the Cathedral

イギリスの詩人,批評家 T.S.エリオットの詩劇。2幕。 1935年6月カンタベリーフェスティバルで初演。カンタベリーの大司教トマス・ベケットヘンリー2世との対立によって殉教をとげた事件を素材に,人間の良心と信仰の問題を扱い,第1幕ではベケットに対する誘惑者たちのささやき,第2幕ではベケットの殺害と暗殺者たちの弁明が描かれている。

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世界大百科事典 第2版の解説

じいんのさつじん【寺院の殺人 Murder in the Cathedral】

イギリスの詩人,劇作家T.S.エリオットが1935年カンタベリー大聖堂での上演のために委嘱されて書いた劇。1170年,国王との対立からこの大聖堂で殺された大司教トマスベケットの殉教を主題としている。ギリシア劇風なコーラス,中世劇風な詩形,幕切れで刺客たちが観客に語りかける政治演説のブレヒト的な異化効果など,新しい手法を駆使しながら,宗教的主題を現代商業演劇にも通用するように巧みに劇化している。【高橋 康也

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世界大百科事典内の寺院の殺人の言及

【ベケット】より

…カンタベリーは以後巡礼の地となった。ベケットの殺害はのちにT.S.エリオットによって《寺院の殺人》(1935)として劇化された。【佐藤 伊久男】。…

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