20世紀西洋人名事典 「マークドンスコイ」の解説
マーク ドンスコイ
Mark Semyonovich Donskoi
1901.3.6 - 1981
ソ連の映画監督。
オデッサ生まれ。
1928年「大都会にて」で映画監督としてデビューし、ゴーリキーの自伝的三部作「ゴーリキーの幼年時代」(’38年)、「人々の中で」(’39年)、「私の大学」(’40年)を次々と発表して好評を得る。’44年にはワンダ・ワシレフスカ原作の「虹」を映画化した「戦火の大地」が国際的に反響を呼び、彼の代表作となる。作品はほかに「村の教師」(’46年)、「母の心」(’66年)などあるが日本未公開の作品が多い。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報