現代外国人名録2016 「ミシェルウィー」の解説
ミシェル ウィー
Michelle Wie
- 職業・肩書
- プロゴルファー
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1989年10月11日
- 出生地
- ハワイ州ホノルル
- 学歴
- スタンフォード大学
- 経歴
- 両親は韓国系米国人。4歳の時から父の指導でゴルフを始め、5歳でドライバー飛距離100ヤードを突破。11歳の時アマチュア大会でことごとく優勝。2002年史上最年少の12歳で米国女子プロツアー(LPGA)大会予選会を通過。州の女子選手権を制し、LPGA3試合に参加。ドライバーで300ヤード近く飛ばし“ハワイアン・センセーション”と呼ばれる。2003年13歳で男子のハワイ・パール・オープンに女子でただ1人出場し43位に入る。同年メジャー初出場となったクラフト・ナビスコ選手権で、LPGA最年少(13歳5ケ月)で予選を通過して9位に入り、ベストアマ賞を受賞。同年全米女子アマパブリックリンクス選手権で初優勝を飾り、米国ゴルフ協会主催の一般大会史上最年少優勝者となる。2004年米国男子プロツアー(PGA)のソニー・オープンに出場し、1打差で予選通過を逃すが、317ヤードを飛ばし、1ラウンドを女子として初めて60台で回るなどの健闘で注目を集める。15歳の2005年2月SBSオープン、6月全米女子プロゴルフ選手権、7月エビアンマスターズでそれぞれ2位、7月全英女子オープンで3位。大きな期待を集めて、同年10月サムスン世界選手権でプロデビュー。プロ転向にあたり、ナイキ、ソニー両社と初年度1000万ドル(約11億円)の大型契約を結んだ。11月日本男子ツアーのカシオ・ワールドオープンに出場するが、1打差で予選落ち。2006年5月男子ツアーのSKテレコム・オープンで初の予選通過を果たす(結果は35位)。男子ツアーの主要大会での女子選手による予選通過は、1945年のロサンゼルス・オープンで予選を通過したベーブ・ザハリアス(米国)以来、61年ぶりの快挙だった。同年クラフト・ナビスコ選手権、全米女子オープン3位。その後は男子ツアー挑戦への批判、手首の故障などにより成績が伸び悩んだが、2009年11月12歳でLPGAデビュー以来65戦目のロレーナ・オチョア招待でツアー初優勝を飾った。2010年カナダ女子オープンでツアー2勝目。2014年6月、24歳にして11度目の出場となった全米女子オープンでメジャー初優勝を飾る。米国ツアー通算4勝。185センチ、65キロ。2006年スタンフォード大学に進学。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報