ミシュナ(英語表記)mišnāh; Mishnah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミシュナ」の意味・わかりやすい解説

ミシュナ
mišnāh; Mishnah

反復」を意味し,ユダヤ教ラビ口伝を集成したもの。タルムードの第1部を構成する。その編纂についてはアキバ・ベン・ヨゼフがそれまでの口伝律法を集成したものに,さらに3世紀頃ラビ,ユダ・ハナシ (135~220頃) が引継いで集大成したといわれる。内容は農耕祭り婚姻民法刑法犠牲,清めの6部に分れる。ユダヤ教ではモーセ律法 (トーラー) に次いで大切なものである。

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