最新 地学事典 「ミチキジャイ鉱山」の解説
ミチキジャイこうざん
ミチキジャイ鉱山
Michiquillay mine
ペルー北部Cajamarcaに近い斑岩銅鉱床。下部白亜系珪岩と中部白亜系石灰岩に貫入する閃緑斑岩を母岩とし,N50°EとN45°Wの直交する断層の交差部に生成した網状鉱床。地表ではカリウム変質帯の中心部に白雲母変質が重複し,外側にプロピライト変質が累帯。中心からプロピライト変質の一部まで鉱化。鉱石鉱物は黄銅鉱,輝水鉛鉱,黄鉄鉱と少量の斑銅鉱。地表の溶脱帯(~150m)の下に薄い(~80m)不規則な二次硫化鉱帯(黄銅鉱,銅藍)。鉱化年代は20Ma。埋蔵量544Mt(品位Cu 0.69%,0.1〜0.5ɡ/t Au,2〜4ɡ/t Ag)。
執筆者:矢島 淳吉・渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

