ミチューリン学派(読み)ミチューリンがくは(その他表記)Michurinist School

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミチューリン学派」の意味・わかりやすい解説

ミチューリン学派
ミチューリンがくは
Michurinist School

T.ルイセンコが機械論的なワイズマニズム (ネオダーウィニズム) に対抗すると称して唱えた生物学上の主張。ルイセンコによると,自分の学説体系は I.V.ミチューリンの果樹育種の実践と理論を基礎とするものであり,ミチューリン生物学が弁証法的唯物論に基づくもので,生物を環境から切り離して固定的,不変的なものとしてみることなく,生命現象を環境との相互のもとに理解し,その本質を物質代謝系の発展としてとらえようとしたものであるという。一時,日本においてもミチューリン農法などという形で,重視する向きもあった。しかしルイセンコの没落とともに,その影響は限られた範囲にとどまった。

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