現代外国人名録2016 「ミッシャマイスキー」の解説
ミッシャ マイスキー
Mischa Maisky
- 職業・肩書
- チェロ奏者
- 国籍
- ベルギー
- 生年月日
- 1948年1月10日
- 出生地
- ソ連ラトビア共和国リガ(ラトビア)
- 本名
- マイスキー,ミハエル〈Maisky,Michael〉
- 学歴
- レニングラード音楽院附属音楽学校,モスクワ音楽院,南カリフォルニア大学
- 受賞
- 全ソ音楽コンクール第1位〔1965年〕,チャイコフスキー国際コンクール第6位〔1966年〕,ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第1位〔1973年〕
- 経歴
- ユダヤ系。8歳からチェロを始める。14歳でレニングラード音楽院附属音楽学校に入学し、E.G.フィッシュマンに師事。1965年レニングラード・フィルハーモニーと共演してデビュー。その後、モスクワ音楽院でムスティスラフ・ロストロポーヴィチに師事。在学中にいわゆる“テープレコーダー事件”が起きて数奇な運命に巻き込まれる。’72年イスラエルへ出国。渡米してピアティゴルスキーに師事。’73年ピッツバーグ交響楽団と共演してカーネギーホールにデビュー、成功を収めた。’74年マールボロ音楽祭参加。’76年ロイヤル・フィルハーモニーと共演してロンドンにデビュー。’78年ベルリン・フィル・ホールにデビュー。以降世界各地で演奏。名声を確立したバッハの無伴奏組曲、アルゲリッチとの共演、歌曲を弾いた盤など人気録音多数。テレビ、映画、ビデオにも出演。’86年初来日以来たびたび来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報