山川 世界史小辞典 改訂新版 「ミナンカバウ人」の解説
ミナンカバウ人(ミナンカバウじん)
Minangkabau
西スマトラを中心に約400万人の人口を持つオーストロネシア語族の一民族。ムスリムでありながら母系制社会を形成し,成年男子は出稼ぎの慣行を有する。20世紀初期以降,文学,ジャーナリズム,民族主義運動の分野で顕著な活躍を示した。インドネシアの主要都市のほか,マレーシアにも多数の移住者がいる。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報